「なんでWi-Fiって、たまに急に切れるの?」——そんな素朴な疑問を入口に、ネットワークの基本を見ていきます。ポイントは、宅配便に例えると驚くほどわかりやすくなることです。
Wi-Fi、なんでたまに急に切れるのよ。ルーターのせい?
原因はいろいろあるけど、まず『そもそもネットワークって何なのか』を知っておくと、切り分けがしやすくなるよ
……なんか、いつもの流れね
今日は宅配便に例えながら説明するから、意外とすぐわかるよ

まず、ネットワークには規模の違いがある。LAN(ローカルエリアネットワーク)は、家やオフィスの中みたいな、限られた範囲のネットワーク。WAN(ワイドエリアネットワーク)は、インターネットのような、もっと広い範囲をつなぐネットワーク
家の中と、外の世界、って感じね
そう。家のWi-FiルーターはLANの中心にいて、そこからWANであるインターネットに接続してる
じゃあ、IPアドレスって何なの? よく聞くけど
IPアドレスは、ネットワーク上の機器を識別するための住所のようなもの。データを送るとき、『どこに届けるか』を指定するために使われる
住所、なるほど
さらに、同じ機器の中でも『どのアプリ宛てのデータか』を区別するためにポート番号という番号も使われる。住所(IPアドレス)に加えて、部屋番号(ポート番号)まで指定するイメージ
マンションの住所と部屋番号みたいね
ここからが本題。インターネットでデータを送るとき、実は1つの大きなデータをそのまま送ってるわけじゃない
え、どういうこと?
データを小さく分割して、パケットという単位にして送る。これは、大きな荷物をそのまま送るんじゃなく、小分けにした箱に詰めて、それぞれ送り先の住所を書いて送るようなもの
宅配便でいう、荷物を箱に詰める作業ね
そう。そして、それぞれの荷物(パケット)は、配送センターを経由しながら宛先に届けられる。この経路を決める仕組みがルーティング——次にどの中継地点に送るかを判断する、配送センターの仕分け作業に当たる
バラバラの荷物が、それぞれ別ルートで届くこともあるの?
あり得るよ。でも最終的には、送り状(宛先情報)をもとに、ちゃんと同じ宛先に集まる。これを実現している通信の決まりごとがTCP/IPというプロトコル(通信規約)。役割ごとに層が分かれていて、たとえば宛先を管理する層と、実際に届ける層が別々に機能してる——ちょうど、送り状を書く係と、実際に運ぶ配送係が分かれてるようなイメージ
係が分かれてるから、それぞれの仕事に集中できるのね

最後にもう1つ、IPアドレスとMACアドレスの違いも押さえておこう。IPアドレスは、さっき言った"住所"——ネットワークの構成によって変わることがある。一方MACアドレスは、機器そのものに割り当てられた固有の番号で、基本的に変わらない
住所は引っ越したら変わるけど、その人自身のIDは変わらない、みたいな?
いい例えだね、まさにそんなイメージ

1つ目は、IPアドレスとMACアドレスの役割の違い。『変わりうる住所』か『機器固有のID』か
2つ目は?
TCP/IPの階層構造。役割ごとに層が分かれている、という全体像を押さえておくと、細かい層の名前が出てきても対応しやすいよ
Wi-Fiも、結局は宅配便と同じ仕組みだったのね
次はテクノロジ系の最後、セキュリティ。ここ、出題数が一番多い分野だから、しっかりやろう
一番多いの!? 気合い入れなきゃ
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