
いよいよ最終回です。ここまで、試験制度から3分野の中身、教材選びまで一通り扱ってきました。最後は、試験前日と当日、そして結果が出た後の動き方をまとめます。
明日、試験なんだけど……なんか急に不安になってきて、参考書もう一回全部読み直そうかと思ってる
それ、絶対やめたほうがいい
え、なんで。少しでも詰め込んだ方が安心じゃない
前日にやることは、実はもう決まってるんだ。今日、それを説明するよ

まず大原則。前日に新しい知識を詰め込むのはやめたほうがいい。付け焼き刃の知識は定着しないし、それより『焦って新しいことをやってる』という状態自体が、精神的な不安を増やす
じゃあ何すればいいの
総復習の範囲を絞ること。この連載でいえば、各回の『ITパスポート的に狙われるポイント』とか『まとめ』の部分だけ、ざっと見返すくらいでいい。新しい参考書のページを開かない
今まで積み上げてきたものを、確認するだけでいいのね
そう。あと実務的な準備も忘れずに。本人確認書類は必須だから、前日のうちに用意しておく。会場までのルートと所要時間も確認しておこう
当日バタバタしないためにね
そういえば、ITパスポートはCBT方式だから、前日の正午までなら申込みの日程変更もできる。『やっぱり不安だから1週間後にしたい』という選択肢も、ギリギリまで残ってるってことは覚えておいて
それ、ちょっと安心材料になるかも
当日は、会場で受付をして、指定された席に着席、案内に従って試験を開始する流れ。持ち物の確認など、受付の案内はしっかり聞いておこう
時間配分はどうすればいい? 120分で100問でしょ
単純計算だと1問1分ちょっとになるけど、分野ごとに時間を厳密に区切りすぎないのがコツ。得意な問題は早く終わらせて、その分、悩む問題に時間を使えばいい
柔軟に配分するのね
あと、わからない問題があっても焦らないこと。後回しにして、見直しのときにもう一度考える、という使い方ができる。最初の1周で全部確定させようとしなくていい
一旦飛ばしていいのは気が楽ね
試験の結果は、当日中にWebサイトで確認できる。しかもCBTだから、そう長く待たされることもない
そこはありがたいわね
合格していたら、次のステップとして基本情報技術者を目指す人も多い。この連載で扱った内容が、そのまま土台になる
もし、ダメだったら……?
そのときは、分野別評価点を見返すといい。第2回でやった、3分野それぞれ300点以上必要、っていう基準。どの分野が足りなかったか、数字ではっきりわかるから、次の対策が立てやすい
感覚じゃなくて、数字で振り返るのね
そう。1回で決めなきゃいけないものでもないから、必要なら何度でも挑戦できる。それもCBT方式のいいところ
……なんか、思ったより身構えなくていいのね
うん。ここまで全27回、お疲れさま。試験制度から3分野まで、一通り扱い終えたよ
長かったけど、なんか、ちゃんと『わかる』ようになった気がする
その調子で、明日は落ち着いて臨んでおいで
……ありがと。じゃ、行ってくるわ
この連載が、読んでくださったあなたの「ちゃんとわかる」への近道になっていたら嬉しいです。試験、応援しています。
教科書を読み返すよりも、「間隔反復法(SRS)で今解くべき問題だけを出す」著者の過去問アプリ「ITパスポート学習」の復習モードのほうが、前日の総復習には向いています。分野別正答率で仕上がりを最終チェックすることもできます。この連載#1〜25で扱った分野は、すべてアプリの分野別出題(`/domain-select`)に対応しています。